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TRANSROTOR Dirk Räke氏 ご来店!

更新日:9月5日

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当店で展示、推薦しているドイツのアナログプレイヤーブランドTRANSROTOR


先日TRANSROTOR社のDirk Räke(ダーク・レイカ)社長が来店されました!!


私とTRANSROTORとの出会いを振り返ると13年近く前になるでしょうか。

洗練され美しいプレイヤーという印象があり、デザイン、音質の高さから積極的にアピールをしておりました。

更にデザインの美しさだけでなくプレイヤーとしての音質も素晴らしく私をアナログの世界にのめり込ませてくれたと言っても過言ではない魅力的なブランドです。


TRANSROTOR / Dirk Räke


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猛暑の8月上旬、輸入元のエイ・アンド・エム株式会社の代表取締役の三浦氏と共にご来店されました。


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改めてダーク社長にTRANSROTORの歴史やこれまでの製品などを説明をしていただき、TRANSROTOR社内や製造部などの画像も提供いただきました。

現社長のダーク・レイカ氏は創業者でもあり前社長Mr.Jochen Räke(ヨハン・レイカ)氏の息子でもあります。


TRANSROTOR創業者でもある前代表Mr.Jochen Räke


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TRANSROTORの歴史

イギリスMitchell Engineering(旧Transcriptor)のターンテーブルのドイツDistributorとして活動開始し、1971年からMitchellの設計外注としてターンテーブルの設計を開始。

1975年にTRANSROTORとしての初ターンテーブルを製造。 1986年よりMitchellをOEMとしたTRANSROTORブランドのターンテーブルをドイツで販売開始。

現在、世界34か国で販売される。


Mr.Jochen RäkeがMitchellの為にデザイン・設計した初号機のプレイヤー

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TRANSROTORとしての初号機のプレイヤー (1974年発売 HYDRAULIK)


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TRANSROTOR社近くの街並み



TRANSROTOR社への入り口、本社工場のエントランス



TRANSROTOR社は独Cologne郊外Bergisch Gladbachの閑静な住宅街に本社工場があり、近くに研磨工場も備えています。


TRANSROTORは現在社員数15名。その多くが何十年も務めるベテラン社員。

年間800~1000台程度のターンテーブルを製造、出荷。


50年間レコードプレイヤー一筋のアナログ界の老舗TRANSROTOR!


自社で製品企画、デザイン、製品部品の表面仕上げ、及び組立てを行っている。

一部金属機械加工、電源、モーターは外注し、表面研磨処理、製造、組み立てを自社で行っており、製品のデザイン、設計は現在もMr.Jochen Räke氏自らが行っています。


TRANSROTOR社内製造、組み立て工房

創業から全モデルを設計するMr.Jochen Räke

一台づつハンドメイドで社内で最終的に組み立てられます。


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画像はZET-3の組み立て前。

表面研磨処理などの多くも自社内で行っている。



TRANSROTORオリジナルのトーンアームTR-9の解説をするダーク氏

オリジナルハイエンドトーンアームとしてかなり拘ったモデル。


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今後展開を予定するTRANSROTORオリジナルトーンアームTR-09も期待したいモデルです。

各メッキ仕上げにより4種類あり176万から220万という価格設定となります。

(黒マット、クローム、ゴールド、ルテニウムメッキの4モデル)


TRANSROTORのプレイヤー設計の基本の哲学とは

「レコードプレイヤーとして可能な限り最高の音を出す製品を作り、メカニカルで、美しくなければならない」


アクリルとアルミニウムの美的で洗練されたデザイン


TRANSROTORの特徴は、ほぼ全てのプレイヤーに共通する事でプレイヤーを支えるシャーシはアクリル素材とアルミニウム素材を採用し二種類の素材を非常に上手く使用しています。

70年代からこの素材の使用しており、アクリル、アルミと幅広く使用されマテリアルを如何に音質を高め芸術品に近づけるかを長年の歴史とノウハウが各モデルに搭載されています。


当店はZET-3を常設展示をしております。


ZET-3 特選レビュー記事はこちら


私がTRANSROTORのプレイヤーを初めてデモをしたのもZET-3で思い入れの強いプレイヤーでもあります。


ZET-3はダーク氏によると「TRANSROTORの中でも世界中で一番良く売れているプレイヤー」。

アルミとアクリルの融合から生まれる美しくアナログらしい充実したスケール感を味わえるプレイヤーです。


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TRANSROTORとしては全18モデルをラインナップしていますが、国内では7モデルを展開しています。


TRANSROTOR全モデルラインナップ(全てアームレス) *価格は2025年8月時点

モデル

プレイヤー詳細

価格(税込)

konstant studio電源付

¥1,331,000

konstant studio電源付

¥1,452,000

M1 reference電源付

¥1,573,000

ZET-1 / TMD

TMDベアリング+M1 reference電源付

¥1,754,500

konstant studio電源付

¥1,727,000

M1 reference電源付

¥1,870,000

ZET-3 / TMD

TMDベアリング+M1 reference電源付

¥2,123,000

TMDベアリング+M1 reference電源付

¥2,640,000

FMDベアリング+konstant FMD電源付

¥4,400,000

FMDベアリング+konstant FMD電源付

¥12,980,000

TOURBILLON FMD(Black finish)

FMDベアリング+konstant FMD電源付

¥15,290,000

FMDベアリング+konstant FMD電源付

¥64,130,000

ZET-3 / ALTO TMD / RONDINO NERO FMD / TOURBILLON FMD



TRANSROTORの弩級の存在感のフラッグシップモデル

ARTUS / METROPORIS FMD



ダーク氏よりTRANSROTORのレコードを頂きました。

そのジャケットの中心もZET-3。



当店の音質も試聴いただき、展示のZET-3を見ると嬉しそうにダーク氏「ZET-3は世界中で良く売れていてTRANSROTORを代表するプレイヤーです。音もデザインも美しいです」。


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ダーク氏現在49歳。当店スタッフ三名も40代、同じ世代としてこのオーディオ、アナログ業界を盛り上げていきましょう!と最後に言葉を交わしました。


エイアンドエム株式会社代表取締役:三浦

TRANSROTOR Dirk Räkeさん

ご来店有難うございました!




ご検討、試聴希望、等ございましたらお気軽にお待ちしております。


試聴希望はご予約にてご対応いたしますので、お問い合わせ、ご相談などご連絡お待ちしております。


エスアイエス 諸石


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