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Moroishi

<SOULNOTE イベント> まとめ

更新日:11月9日



先日の10月25日、26日に開催したSOULNOTEイベントのまとめ記事となります。


今回のイベントの主旨は 「SOULNOTEの魅力を味わい、開発者と共に音楽をオーディオを堪能」 していただきたくイベント企画をしております。

使用機材もフラッグシップモデルなどから最新の光カートリッジ専用フォノイコライザーの

「E-3」もご用意しデジタルからアナログまでSOULNOTEサウンドを味わっていただく時間となりました。


SOULNOTEはコンポーネント以外にもアクセサリー、ケーブル、ラックも発売しており、それら全てを使用し接続ケーブル、ボード、ラックまで「フルSOULNOTE」サウンドとなります。


また今回はSOULNOTE代表でもあり音質設計を担うSOULNOTE代表の加藤秀樹氏も2日間参加いただき機材解説から設計思想のお話、選曲デモまでして頂きました。

スピーカーはSOULNOTEでも試聴室で音質設計から採用されているYG ACOUSTICSをご用意しました。実際にSOULNOTEとYG ACOUSTICSは抜群の組み合わせとも言える相性で、近年はSOULNOTEとYG ACOUSTICSの組み合わせでお求め頂く、既にご愛用されているお客様がかなり多い印象があります。今年のMunich HI-END SHOW 2024のSOULNOTEのブースでも今回と同じ構成で展示されていたシステムです。



システム


M-3 モノラルパワーアンプ ¥3,476,000(税込、ペア)

P-3 プリアンプ ¥1,848,000(税込)

E-3  光カートリッジ専用フォノイコライザー ¥1,650,000(税込)

D-3 D/A Converter ¥1,848,000(税込)

Z-3 ネットワークトランスポート ¥1,166,000(税込)

X-3 10MHzクロックジェネレーター ¥385,000(税込)

RAR-301他 オーディオラック  

RBC-1/3/5/7 RCC-1RSC-04他 接続ケーブル(インターコネクト、スピーカー、デジタル)


アナログプレイヤー+トーンアーム


光カートリッジ


YG ACOUSTICS SONJA 3.2 スピーカー ¥20,900,000(税込、ペア)



イベントではフルSOULNOTEの音質を味わっていただく事に加えて、音質設計も担うSOULNOTE加藤氏も解説で参加されSOULNOTEの目指す世界、加藤氏の音作りや機器の魅力を語っていただきました。 やはり開発者の思い入れや目指す方向性の説明、製品作りの苦労話を交えて聴く音楽はより製品や設計者が身近に感じ内容の濃い時間となりました。


SOULNOTEのサウンドを創り出すエンジニアの加藤氏は普段は温厚な方で話も尽きませんが自身の手掛ける製品を前にした時や音に関する事は厳しく、全製品が自分の設計した製品となるとそこに妥協はなく時間をかけチューニング、セッティングを行いました。

部屋全体の調整や機材の設置方法、セッティングで時間をかけ調整をし、ある一部分の低域や膨らみなどはパワーアンプやシステムのラックのネジの締め具合で調整をする拘りぶりです。最終的にパワーアンプのラックネジを締める方向で調整をしました。

この調整も良く変化しハイエンドオーディオだからこそ良いラック、良いケーブルを使うだけではなくそれらのコンポーネントの音質を活かす為の調整、セッティングが必要です。

ラック、ボードについては加藤氏は「ネジの締め過ぎは音質的によろしくなく締めてから若干緩め気味が音質的に良い」という事が基準の締め方となります。

最終的にはシステム全体の音質で調整をします。


機器の置き方、ボード、ラックの設置方法からケーブルの接続方法など細部まで加藤氏のチューニングは自分の設計した音質を再現する為の追求の姿勢と今回のイベント参加への意気込みを感じました。



画像:パワーアンプ用のラック・ボードのネジを調整し最終的なチューニングをするSOULNOTE加藤秀樹氏


デジタル用システム、上から D-3 D/A Converter ¥1,848,000(税込)

Z-3 ネットワークトランスポート ¥1,166,000(税込)

X-3 10MHzクロックジェネレーター ¥385,000(税込)

ラック、接続ケーブル:SOULNOTE


SOULNOTEの提唱する「D/Aコンバーターから非同期回路を排除して高音質を目指す」というトランスポートとD/Aコンバーターをつなぐ究極のデジタルリンクデジタルリンクZERO LINKでZ-3+D-3+X-3で生まれる情報量と空気感、リアリティの素晴らしさに感動します。

Z-3を最大限生かす為のD-3は10MHz外部クロック同期が前提の製品であるなど全てが必然の3筐体のこのZEUSサウンドをこの音を手に入れる為に3筐体が必要な事も納得してしまう音がここにあります。


アナログ、プリアンプ用システム、上から

E-3  光カートリッジ専用フォノイコライザー ¥1,650,000(税込)

P-3 プリアンプ ¥1,848,000(税込)

ラック、接続ケーブル:SOULNOTE


個人的に注目の製品が光カートリッジ専用フォノイコライザー「E-3」。 E-3 ¥1,650,000(税込)


発売のアナウンスの時から注目している製品でDS AUDIO 光カートリッジ専用イコライザー


先日DS AUDIOのフラッグシップ光カートリッジGRAND MASTER EXを展示導入してからというもの日々光カートリッジの凄さ、改めてアナログ、音楽の深さを感じています。

SOULNOTEのフォノイコライザーは2018年に登場したE2で通常のMC/MM対応フォノイコライザーに加えて光カートリッジにも対応したモデルですが、今回のE-3は「光カートリッジ専用」という拘りです。


DS AUDIO 光カートリッジ GRAND MASTER EXTREME 展示導入記事はこちら


光カートリッジとSOULNOTEの協奏する音楽はDS AUDIOの特徴にSOULNOTE1の表現力のエッセンスが加わりスピード感や、エネルギー感、よりスケールのある音、正にSOULNOTEの音の魅力が溶け込み素晴らしいアナログサウンドでした!


SOULNOTE加藤氏の理想とするアナログサウンド、光カートリッジの魅力と可能性を信じ、思い切ってE3-を「光カートリッジ専用」として設計した事が素晴らしいです。

今後光カートリッジ、またフォノイコライザーの選択にE-3が加わる事はよりお客様の選択も増え光カートリッジを音質的にも幅広いお客様へ推薦、ご案内ができることに繋がります。また加藤氏はデジタル以上にアナログ愛好家であり光カートリッジのサウンドと魅力、構造、動作的にもアナログ再生の理想とまで語っていました。



そしてモノラルパワーアンプM-3

今回用意したYG ACOUSTICSのSonja3.2という強力なスピーカーを確実に駆動するSOULNOTEのフラッグシップパワーアンプ。 Sonya3.2の特徴を後押しし開放的にスピード感を持って鳴らすM-3。

「大電力を扱うパワーアンプは徹底的にシンプルすべき」という発見で生まれたM-3はSN良く静かでありながらも開放感やスピード感に特に良さが出ていると思います。

筐体のほとんどを占める電源部から生まれるM-3はスペック160W(4Ω)という数値以上の余裕ドライブ力と生き生きとした音、モノラルの醍醐味でもあるセパレーションがとても良く出ており音楽の情熱を感じられるSOULNOTEの真髄を味わえるアンプです。



今回のイベントでSOULNOTEというブランドの魅力や加藤氏の創り出す音を体感する事で目指す世界を感じる事が出来ました。

各製品単体でもSOULNOTEの良さや特徴は十分味わえますが、フルSOULNOTEシステムで初めて味わえる世界観や音楽のエネルギーの素晴らしさなど貴重な機会を味わうことが出来ました。


今後検討、ご相談いただくお客様にもご案内出来ればと思います。


今回のイベント2日間、デモ、解説にご協力いただいたSOULNOTE加藤代表、網野営業部長にこの場を借りて感謝申し上げます。


画像:機材セッティング中の株式会社SOULNOTE COO 加藤秀樹氏


今後も日本を代表するブランドの一つでもあるSOULNOTEを推薦、ご案内いたしますので 是非ご注目下さい。


ご検討、試聴希望、等ございましたらお気軽にお待ちしております。


試聴希望はご予約にてご対応いたしますので、お問い合わせ、ご相談などご連絡お待ちしております。


エスアイエス 諸石

 

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