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  • Sato

2024年弩級新製品数々発表!!昨年より注目している製品と併せてご紹介!

更新日:4月3日

遅くなりましたが皆様、明けましておめでとうございます。

昨年も大変ご愛顧頂き、ありがとうございました。本年も、昨年以上に邁進して参りますので宜しくお願い致します。


昨年、有難い事にかなり充実した日々を過ごさせて頂き中々ブログを書くことが出来ずインターナショナルオーディオショーで気になった製品のご紹介も出来ておらず、申し訳ございませんでした。


新年になってしまい時間がかなり経ってしまいましたが、昨年のインターナショナルオーディオショーで気になった商品や2024年弩級新製品の発表等もございましたので、併せて注目している製品等ご紹介させて頂きます。



株式会社ノアのブースでは、< SONUS FABER STRADIVARI G2 ANNIVERSARY >・< KLAUDiO MAGNEZAR >が展示されておりました。


< SONUS FABER STRADIVARI G2 ANNIVERSARY >は、Sonus Faber創業40周年記念で作製されたSTRADIVARI HOMAGE 第2世代モデルになります。最先端の技術を用いて内部構造からキャビネットまで新設計、伝統的な熟練した職人さんの手作業により作製され見惚れてしまう程美しい外観で、音を聴く前から胸が高鳴ります。



講演の時間になると、やはり皆さん注目されており会場はあっという間に超満員になりました。株式会社ノア 取締役社長 牧野氏によるご説明が始まり、強靭なパーツで挟み込む独自構造「エキソ・スケルトン・クランプ」や床面からの振動伝播とキャビネット全体をデカップリングする手法として近年優れた研究結果が出ている「Z.V.T.(ゼロ・ヴァイブレーション・トランスミッション)テクノロジー」、スパイクの取り付け部にエラストマー樹脂を挟み込む「サイレント・スパイク」を採用し、素晴らしい制振効果を実現しているとの事。


バスレフシステムは特別に開発した「クレプシドラ・テクノロジー」、チェンバーシステムは「イントノ・テクノロジー」、AidaⅡに採用された技術をさらに昇華させた超低域周波数の調整システム「LFA」を採用しております。



< KLAUDiO Magnezar >と< Burmester >が接続されておりまして、素晴らしい音楽を奏でてくれておりました。音楽に浸る凄く良い時間が過ぎており、あっという間に講演終了時間になってしまいました。会場の皆さんも最後までお聴きになられておりました。



< KLAUDiO Magnezer >は、参考出品でしたので詳しくはこれからになりますがアームをトレースしようと動かしますと、自動でレコード盤最外周部分をクランプしスピンドル部分が開きレーベル面をクランプする事により、永久磁石により浮遊しているアルマイト処理されたアルミニウム製高重量プラッターと一体化させる「クランプ・システム」が特徴になります。このギミック動作は、非常にメカニカルに動くので見ていて非常に楽しく心を擽られます。正式発表が楽しみです。



今年のCESにて< Sonus Faber >より超弩級フラグシップモデル< Suprema >が発表になりました。


詳細な情報はこれからになりますが、カーボンファイバーと木材、特別にCNC加工されたソリッドアルミニウムを筐体の素材に使用しており、新しいデュアル・ドライブ・マグネット・システムやコンピューターシュミレートにて設計された内部容積専用のコルク製チャンバーを採用しているとの事。


サブウーファーは、鍛造カーボンファイバーメンブレンとネオジウムマグネットモーターシステムを採用した38cmを2基搭載の独立したサブウーファーシステムになっており、メインスピーカーの位置に関係なくリスニング環境に応じて低域のレスポンスを最適化するとの事です。


800,000euroと価格も超弩級ですが、非常に楽しみな製品です。



有限会社アッカのブースでは、< YG ACOUSTICS Sonja 3.2 >が展示されておりました。


< Sonja3.2 >は、特別に選定した航空宇宙合金を採用し機械加工された革新的なラティスツィーター、ツインビレットコアミッドレンジ、画期的な第3世代ウルトラコヒーレントクロスオーバーを採用しております。


開催日数日前に到着したそうで、時間が無い中頑張ってエージングを進めましてまだまだですが良い音で鳴ってくれているとの事でしたので、いつも良い音を聴かせてくれるので期待しながら聴かせて頂きました。


新設計になった< Sonja 3.2 >は、凄く耳当たり良く一見大人しくなった様に感じますが物凄く情報量多く音場も広いですし、音離れも良く素晴らしい音を奏でておりました。


新設計になったReferenceシリーズ、順次入荷してくる予定との事ですので楽しみです。



株式会社ナスペックのブースでは、< PILIUM ALES・ACHILLES・POSEIDON >が展示されておりました。弊社で常時展示させて頂いている< PILIUM ALEXANDER ・HERCULES >の下位モデルになります。


*2024年1月1日より、< PILIUM・AUDIONEC >の代理店は株式会社ナスペックから株式会社ディバインへ移管されております。


< MONITOR AUDIO PLATINUM 300 3G >へ接続し演奏しておりまして、ドライブ力が非常に高く厚み・躍動感が有りS/Nが非常に良い広大な音場を目の前に展開してくれ、下位モデルですが流石< PILIUM >と思わせてくれます。



反対側には、< VIENNA ACOUSTICS LISZT REFERENCE >へ< PILIUM LEONIDAS >を接続しておりプリメインアンプとは思えないドライブ力・スケール感で良い音を奏でておりました。


< PILIUM ALEXANDER ・HERCULES >のブログはこちらから



株式会社ゼファンのブースでは、< MARTEN MINGUS SEPTET STATEMENT EDITION >、日本初導入になります< RIVIERA AFM100SE ・ APL01SE >が展示されておりました。


< MARTEN MINGUS SEPTET STATEMENTEDITION >は、< MARTEN >で初めて自社開発された3inch Beryllium Mid Driverを搭載しております。MUNICH HIGH END SHOW 2023で発表され、自社開発されたユニットがどの様な音を奏でてくれるか聴ける日を楽しみにしておりました。


< RIVIERA・CH PRECISION >両方とも接続された音を聴かせて頂きましたが、物凄くS/Nが良く途轍もない情報量と広大な音場が広がり素晴らしい音楽を奏でておりました。中高域に目が行きがちになってしまいますが、低域側も素晴らしく進化しており解像度高くスピード感有りながら豊かな低音を再生してくれております。


1inch Diamond Tweeters・3 inch Beryllium Mid Driverを搭載しておりますので非常に高額な商品ですが、価格を忘れさせてくれる程の良い音楽を奏でてくれる素晴らしい製品です。


< RIVIERA >は、2017年にイタリアナポリのティレニア海を望む美しい町を拠点として設立されたブランドです。全てのアンプの特徴となっているのは、ゼロ・グローバルフィードバックと最小限のローカルフィードバック、全ステージクラスA、3極真空管(入力段)とトランジスタ&MOSFETをミックス(出力段)したハイブリッドソリューションになります。


< RIVIERA APL01 SE >と組み合わせて聴かせて頂きまして、艶やかで浸透力の高い情感に訴えかける色彩感豊かな音楽を奏でてくれます。S/Nも高く音場も広くディテールもハッキリしているので、オペラを再生すると目の前に広大なステージが展開され会場が一気にコンサートホールに変わります。



こちらも初お披露目、< HSE SWISS ML8 >になります。恐らく音出しするのは今回が世界初ではないかと思います。HSEらしい、圧倒的なS/Nの良さと艶やかで華やかな中高域、広大なスケール感の中で各楽器の位置も明確に分かり演奏者一人一人の熱気も伝わってきます。


日本での正式リリースはまだになりますが、楽しみな製品です。



株式会社ステラのブースでは、< WILSON AUDIO SASHA V >・< GOLDMUND EIDOS SACD COMPACT >・< GOLDMUND MIMESIS REFERENCE >・< GOLDMUND TELOS 1800 >が展示されておりました。


< WILSON AUDIO SASHA V >は、フラグシップモデル< Chronosonic XVX >の機能と< Alexx・Alexia V >の為に設計されたテクノロジー、特許技術である新素材< V-material >を採用しております。ツィーターには、< Alexx V >向けに開発された< CSCツィーター >を搭載しております。


< SASHA DAW >も素晴らしかったですが、更に制振効果が高く静かで情報量が多くフォーカスも非常に良いです。それでいて、よりナチュラルになっており耳当たりが良く気持ちよい音を聴かせてくれます。



< GOLDMUND EIDOS SACD COMPACT >・< MIMESIS REFERENCE >・< TELOS 1800 >全てを接続して頂いた状態で聴かせて頂いたので個々の判断は難しいですが、GOLDMUNDらしい透明感・スピード感が有りドライブ力高く艶やかで綺麗な中高域を聴かせてくれます。


< EIDOS SACD COMPACT >は、D&M製ドライブメカニズムをベースにGOLDMUND独自のメカニカル・アース・システムやローダー・メカニズムの剛性を高めたGOLDMUNDのダンパーを採用しております。


< MIMESIS REFERENCE >は、クラスA出力ステージドライバーにより駆動されており信号経路を最短に設計されております。電源は、再設計された音響ドライバーに対して非常に安定した製品を独立したアナログ・デジタル回路に使用しております。


< TELOS 1800 >は、8Ωでの最大出力が420Wrms・1%のTHD、30Vrmsの出力で0.05%以下のTHD+Nを、35dbのゲイン・110dbのダイナミックレンジ・8Ωで1khzでのダンピングファクター600を達成しております。


情報量も途轍もなく多く、スケール感も物凄く出ており機器の存在が消えオーケストラのライブ音源では、目の前に凄い数の演奏者が現れ一人一人の位置や表現等細かなニュアンスも気持ちよく聴かせてくれます。



アクシス株式会社のブースでは、代理店が移管されました< Boulder 1110 PREAMPLIFIER >・< 1160 STEREO POWER AMPLIFIER >・< 1161 STEREO POWER AMPLIFIER >・< 2150 MONO POWER AMPLIFIER >・< Dan DAgostino RELENTLESS >が展示されておりました。


< FYNE AUDIO F1-12S >と接続しておりまして、< Boulder >・< Dan DAgostino >どちらとも素晴らしい音楽を奏でておりました。


< Boulder 1110 & 2150 MONO >では、ややピラミッドバランスですが< Boulder >らしい中低域で深みのある良い音を奏でておりました。


< Dan DAgostino RELENTLESS >では、ドライブ力が物凄く高く完璧にドライブされた< F1-12S >からは深みや厚みのある中域、芯があり伸びやかな低音を聴かせてくれます。



株式会社太陽インターナショナルのブースでは、< Avalon Acoustics ISIS Signature >・< Brinkmann Audio Balance >が展示されておりました。


< NAGRA HD PREAMP & HD AMP & CLASSIC PHONO >と接続しており、S/Nが良く凄く情報量が多い高域・歯切れよく抜けの良い中域・量感の有る低域で、女性ヴォーカルは口元が小さく艶やかで深みのある声を聴かせてくれます。大編成のオーケストラでは、スケールが広く演奏者の位置も明確で細かな表現も再現しております。 



デジタル音源再生では、< TAIKO AUDIO SGM EXTREME & NETWORK SWITCH >・< DCS VIVALDI >との組み合わせで、ストリーミング・保存している音源どちらとも凄くS/Nが良く情報量が途轍もなく多く、音楽性豊かで躍動感の有る音楽を奏でてくれます。


アナログ・デジタル再生共に、素晴らしいクオリティーで音楽を奏でてくれ楽しく色々な音源を聴きたくなります。



素晴らしい音楽を奏でてくれる< TAIKO AUDIO >より、昨年12月に< OLYMPUS & OLYMPUS I/O >が発表になりました。< SGM EXTREME >用の外部バッテリー電源を開発しているお話はございましたが、更に上位機種を発表するとは驚きでした。


詳細な情報はまだ入ってきておりませんので、海外サイトで出ている情報を元にご紹介いたします。もしかすると、製品版では違っているかもしませんのでご了承下さい。


< OLYMPUS >は、新設計の筐体に3つのバッテリーと2つのリニア電源を搭載しており、オプションで< XDMI >インターフェイスを搭載する事や外部追加電源< OLYMPUS I/O >を接続する事も可能との事です。< OLYMPUS I/O >は、2つのバッテリーと1つのリニア電源の構成となっております。


< XDMI(Extreme Direct Music Interface) >は、CPU(音楽サーバー)ベースの音楽再生から最大限のパフォーマンスを引き出す為に新設計された独自のインターフェースになります。最新のデータセンター技術を活用し、一般的に使用されているUSBインターフェイスよりも250~最大2000倍の速度を実現しているとの事です。詳細は分かりませんが、アナログRCA出力モジュールとデジタルAES/EBU + SPDIFモジュールが搭載されており、その他のオプションも開発中との事ですので、楽しみです。


< I/O >は、< SGM EXTREME >用も開発中でして追加すると劇的に良くなるとの事ですので、こちらも楽しみです。


< SGM EXTREME >のブログはこちらから



株式会社エレクトリのブースでは、弊社でも常設展示中< MAGICO S3 MKⅢ >を接続し再生しておりました。


< Mclntosh >のアンプで接続されており、中・低域は厚み・力感が有る音を奏でておりました。S/Nが良く高域は情報量が多く繊細で、音場も広く躍動感有り奥行きも良く出ておりますので非常に楽しく音楽に浸れます。非常に良い製品だなと、改めて感じさせてくれます。


MAGICO S3 MKⅢ のブログはこちらになります。



インターナショナルオーディオショー開催数日前の昨年11月1日に発表され、フランス パリで11月17日にワールドプレミアになりました<  M7 >のご紹介になります。

< M7 >は、モノコックカーボンファイバーシェルと6061-T6アルミニウムフロントバッフルを採用しているエンクロージャーや、最適化された形状のベリリウムダイヤフラムを使用した28mm ベリリウムツィーター、グラフェン注入カーボンファイバーの外層と内層で挟まれたアルミニウムハニカムコアで形成された第8世代Nano-Tec コーンと新設計のバスケットアッセンブリーを使用しているミッドレンジ・ミッドバス・ベースのドライブユニット、最新の楕円対称クロスオーバーを採用しております。


< M9 >で採用しているアナログアクティブクロスオーバー< MXO >を使用しておりませんが、最新の楕円対称クロスオーバーを採用していたり< M9 >で様々な研究を行い発見された良い部分を< M7 >には凝縮して取り込んでいるとの事ですので、非常に楽しみにな製品です。


日本に導入され、聴ける日を楽しみにしております。



エイ・アンド・エム株式会社のブースでは、参考出品の< ATM-1 2024EDITION >が展示されておりました。こちらで接続された音は聴けませんでしたが、非常に楽しみにしている製品です。


ブースへ寄らせて頂いた際、< AVALON ACOUSTICS Precision Monitor 4 >と< ATM-3211 >を接続しレッドツェッペリンを再生しておりまして、凄く厚みがありスピード感ある切れの良い音を奏でており非常に楽しく聴かせて頂きました。



株式会社テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズのブースでは、新製品の< TAD-D700・TAD-GE1 >を中心に再生しておりました。


定位感良く広がりや奥行きも出ており、REFERENCEシリーズに迫る良い音を奏でておりました。



ヨシノ・トレーディング株式会社のブースでは、< DIAPASON >のスピーカー、弊社で展示しております< EAR912 >と< EAR534 >を接続しており非常に良い音を奏でておりました。


< EAR912 >のブログはこちらから



こちらでご紹介しきれなかった新製品もございますので、ご紹介させて頂きました新製品含め気になっている製品等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。


代理店に試聴機のご用意がございましたらご試聴のお手配もさせて頂きますので、こちらもお気軽にご相談ください。


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