10月25日

<MARTEN> ××MINGUS ORCHESTRA , MINGUS SEPTET , PARKER TRIO <CH PRECISION> D1.5,C10,L10,M10 MONO イベント　まとめ

先日10月18日、19日にて行われた<MARTEN×CH PRECISION>イベントの模様をまとめとしてお知らせいたします。

スウェーデンのハイエンドスピーカーブランドMARTEN

スイスのハイエンドブランドCH PRECISION

2ブランドハイエンドモデルを徹底追求試聴のイベントを行いました。

イベント内容もご用意したコンポーネントも非常に濃いラインナップとなりました。

<MARTEN>

MINGUS ORCHESTRA STATEMENT EDITION ￥42,900,000(税込、ペア)

MINGUS SEPTET STATEMENT EDITION ￥23,650,000(税込、ペア)

PARKER TRIO DIAMOND EDITION　￥6,160,000(税込、ペア)

< CH PRECISION > D1.5 ZEPHRYN EDITION ￥8,580,000(税込) CD/SACDプレイヤー

C10 ￥18,700,000(税込)　D/A CONVERTER C1.2 ￥6,710,000(税込) D/A CONVERTER

L10 ￥14,850,000(税込) プリアンプ

M10 MONO ￥38,500,000(税込)　モノラルパワー

<MARTEN>

MARTENの三機種のハイエンドモデルをご用意しMARTENの世界を味わっていただく内容。

三機種それぞれ比較しますがどのモデルでもMARTENの共通した透明度、音色、表現力があり流石のクオリティです。各モデルを試聴し本当に楽しい時間でした。

PARKER TRIO DIAMOND EDITION

PARKERシリーズのPARKER TRIO DIAMOND EDITIONはDIAMONDツイータードライバーならではの伸びや高域特性は流石の解像度と透明度に感心します。MARTENの共通している中高域は非常に良く伸びていますがきつさがありません。それがMARTENの良さの一つでありDIAMONDツイータードライバーのもつ高域特性の反面にきつさや硬質さを感じる事無くDIAMOND特有の質感を味わえる音。音色も鮮やかで何を聴いても心地よく、MARTEN特有のスピード感もありこのPARKER TRIO DIAMOND EDITIONだけで聴くと十分とも思えるパフォーマンスです。背面の二基のパッシブラジエーターの支えもあり低域もサイズを超えスケール感もあり、音楽を楽しめ、上級モデルの透明度、空間描写もMARTENならではの世界を味わえます。

MINGUS SEPTET STATEMENT EDITION

MARTENの素晴らしさは広く整然としたサウンドステージ、乱れの無い音の出方、位相特性、スピード感などがあり音楽を聴いていて楽しくなる素晴らしいハイエンドサウンドです。

MINGUS SEPTET STATEMENT EDITIONは新開発のベリリウムミッドレンジが大きくセラミックよりも軽量で超ハイスピードなレスポンスに繋がっています。中高域をはじめ広がりがセラミックとは異なりどこまでも広がるスケール感と分解力をを持ちつつも演奏者の存在感もより濃く再現されるのが魅力だと思います。

更に驚く事はフロントにはツイーター、ミッドレンジ、ウーファーの5ドライバーに加えて背面には2基のパッシブラジエーターを搭載し合計7ドライバー構成ですが、7ドライバーがなっているとは思えないほどに全て帯域の音の出方やまとまりがとても素晴らしい事です。

低域の立ち上がりも優秀でどんな音楽でも演奏者、楽器の姿を等身大で再現します。 VOCAL再生でのベリリウムの良さは高域特性に加えて艶や色気さえも更に感じこれまでのMARTENの特徴を一歩抜きんでた性能と言えます。

いつまででも音楽に浸っていたくなる素晴らしいスピーカーです。

当店ではMARTENはMINGUS SEPTET STATEMENT EDITIONを展示しております。

そしてMARTENのMINGUSシリーズの最上級モデルでもある

MINGUS ORCHESTRA STATEMENT EDITIONです！

MINGUS ORCHESTRA STATEMENT EDITION

MARTEN設計哲学の究極の表現とされるMINGUS ORCHESTRA STATEMENT EDITION

サイズ1731m、重量130kgという大型のデザイン、2基のDIAMONDツイーター、4基のベースドライバー、合計11基のドライバーという構成に少々驚いてしまいますが、音が出るとスピーカーの存在が消え、美しく左右、そして奥行にも広がり、ツイーター、ミッドレンジを上下に配置されるベースドライバーは怒涛のスケール感、強力な低域と深みを再現します。本来はスピーカーのサイズから部屋の広さからはMINGUS SEPTET位がベストのサイズと思いますがまだまだMINGUS ORCHESTRAの底力や性能はまだまだ奥深い事を感じられどこまで素晴らしいパフォーマンスを持っているのかと感じる事、一堂にMASRTENを堪能できるまたと無い機会で非常に楽しめました。

MINGUS SEPTET STATEMENT EDITIONでも感心し驚いた事でもありますが前面にツイーター二基、ミッドレンジ、ベースドライバー4基に加えて背面にはMINGUS SEPTETと同径のパッシブラジエーターが4基搭載されており合計ドライバー数は11基にもなりますが音が、音色が、発音が見事に揃っていることが驚きの素晴らしさです。またMARTENの特徴でもある位相の乱れが無くどんな音楽も焦点が明確で部屋のどこで聴いていても空気を味わえるMINGUSシリーズのトップエンドに相応しいパフォーマンスです。

MARTENの設計する真骨頂のサウンドはこれまで聴いた事が無い音楽の分解力と広がりを味わえる孤高の世界が味わえました。

<CH PRECISION>

そしてMARTENと同じく注目であるのがCH PRECISIONのフラッグシップ10シリーズ！

左からL10、C10、D1.5、C1.2

注目としては先日ご紹介をした感激したサウンドのD/A CONVERTERのC10

CH PRECISION C10 レビュー記事はこちら

CH PRECISIONの長年の積み上げてきたデジタル技術の集大成とも言えるC10はデジタルの世界の頂点とも言える世界でこれまでと別世界を味わえます。驚異的なデジタル処理能力から再生される分解力と静けさはC10の大きな魅力です。大げさに言えばアンプを変えたかのような変化があり特に低域の再現性には初めて体験するサウンドです。

C10、このD/A CONVERTERは凄いです。

CH PRECISIONはデジタルだけではなくアンプも素晴らしくL10のプリアンプは音楽的に洗練されたスピード感と瑞々しさ音楽をより深く味わえます。プリアンプの重要性を深く感じさせる製品です。

そしてフラッグシップパワーアンプM10 MONO！電源部78kg、本体53kgを片チャンネル仕様のモノラル構成のM10 MONO 大型電源と本体を分離させた構造はスピーカーを完璧に駆動するパワーに加えてサウンドステージの広大さが特徴です。

そして更にM10 MONOにするこれ以上無い贅沢な構成にする事で大幅なセパレーション、ﾋﾛ帰りと余裕を得られています。

M10はどのような音楽でも余裕の鳴り方で全て音を空気として再現します。そこには本来の音楽が持つ滑らかさを前面に、きつさ、冷たさ、神経質さは一切無く目の前に、部屋中に感じる空気こそがM10の魅力です。驚異的な駆動力と静けさでありながらも雄大な世界を味わえるM10 MONOのパフォーマンスに感動します。